top of page

本みりんについて

◆ みりんとは
みりんとは40%以上の糖分と11~14%のアルコール分を含む酒類調味料です。
酒類法によると「米・米麹に焼酎またはアルコール、その他政令で定める物品を加えてこしたもので、アルコールが15%未満、エキス分が40度以上の種類」と定義されています。

◆ 原料と作り方
本みりんは、蒸したもち米、米麹、焼酎(またはアルコール)を原料とする。
約40~60日程度かけ、糖化・熟成する。その間、米麹中の酵素の働きにより、もち米のデンプンやタンパク質が分解され本みりん特有の風味が生まれる。


【風味のもととなるもの】
糖類:グルコース、イソマルトース、オリゴ糖など
アミノ酸:グルタミン酸、ロイシン、アスパラギン酸など
有機酸:乳酸、クエン酸など
香気成分:フェルラ酸エチル、フェニル酢酸エチルなど

みりんのこと

◆ みりんとは
みりんとは40%以上の糖分と11~14%のアルコール分を含む酒類調味料です。
酒類法によると「米・米麹に焼酎またはアルコール、その他政令で定める物品を加えてこしたもので、アルコールが15%未満、エキス分が40度以上の種類」と定義されています。

◆ 原料と作り方
本みりんは、蒸したもち米、米麹、焼酎(またはアルコール)を原料となり、
約40~60日程度かけ、糖化・熟成する。その間、米麹中の酵素の働きにより、もち米のデンプンやタンパク質が分解され本みりん特有の風味が生まれるのです。


【風味のもととなるもの】
糖類:グルコース、イソマルトース、オリゴ糖など
アミノ酸:グルタミン酸、ロイシン、アスパラギン酸など
有機酸:乳酸、クエン酸など
香気成分:フェルラ酸エチル、フェニル酢酸エチルなど

◆ 歴史

古く、戦国時代の頃とされています。


起源に関しては所説あり定かではありませんが2つの有力説があります。
1,中国の「密淋(ミイリン)」という、甘いお酒が中国から伝わり全国に広まったという中国伝来説。
2,日本に古くからある練酒、白酒などの甘い酒の腐敗防止に焼酎を加えたという日本発生説。


江戸時代になると「女性も楽しめる甘口のお酒」として高値で取引されていました。
そうして、お酒として親しまれていましたが、やがては料理のコクやうま味を引き出す調味料として重宝されるようになります。
実は、調理として使われる歴史も実は戦国時代から・・・という説もあり、砂糖よりも入手しやすい調味料として用いられていました。


甘味料としての製法が確立したみりん。ここから、さらに発展していき「本みりん」「本直し」に分けられます。
「本みりん」」・・・三河みりんの元祖蔵として230年の歴史ある伝統製法でつくられる「本格本みりん」と醸造アルコールで仕込み糖類を使用する物もある「本みりん」に分類される。
「本直し」・・・みりんに焼酎やアルコールを加え、アルコール濃度を高め、飲料に使われる。

その後、明治・大正時代には滋養飲料や割烹調味料として消費が増加。


大正末期から昭和初期にかけて今日のような濃厚なみりんが求められるようになります。
この頃、みりんの仕込み方法も確立されたが、第二次世界大戦中とその後の8年間、原料となる米が不足していたことから製造を禁止されていました。

また、そういった経緯から「贅沢品」とされ高い酒税が課せられることとなり、酒税逃れるために、生まれたのが「みりん風調味料」です。
「みりん風調味料」・・・アルコール分を含まず甘味調味料のため食品に分類。酸味料、防腐剤などを使用しているものが多い。

カクテル

◆ 本みりんの効果
1,砂糖にはない、上品でまろやかな甘み
  砂糖はショ糖のみの甘さ。対し、本みりんは何種類もの当分が含まれることによる。
2,コクやうま味を引き出す。
  浸透性に優れたアルコール分が浸透する際、他の味の分子も引き込むことによる。
3,消臭効果
  アルコールが蒸発する際、臭み成分も一緒に蒸発することによる。
4,煮崩れ防止
  アルコール成分が浸透し、素材の組織を引き締めることによる。
5,照り、ツヤを出す
  分子の違う甘味成分が、加熱されることにより膜になることによる。

6,糖質抑制

  砂糖100g中の糖質が約99,2gに対し、本みりんは約43,2g。

7,血糖値の上昇が緩やか

  GI値が砂糖が109に対し、本みりんは15と低い。

 

 

※使用時の注意:

アルコールを含む為、加熱の際は換気をしっかりとおこなってください。

お子様がいらっしゃる場合、アルコールが苦手な方がいらっしゃる場合、加熱によりアルコールをしっかりと

飛ばしてください。

チキン串
bottom of page